加美郡加美町 加美町 サーモスタット交換 暖房が効かない デリカD:2 13万㌔ カーサポート高橋

K様はカーサポート高橋でお車をご購入いただいたお客様です。低水温表示灯が点灯したままになり暖房が効かないとご来店されました。
点検したところ、サーモスタットが故障しておりましたので部品を手配し2日後に納車いたしました。
K様のように早朝出勤されるお客様には代車をご用意して、修理完了後はお仕事帰りにご来店いただいております。
サーモスタットはエンジンで温まった冷却水の流量を調整している部品です。
バネの開閉を調整しエンジンの冷却水温度が低い時はラジエータに水を廻さず、逆にエンジンの冷却水温度が高い時はラジエータに水を廻して冷やしています。
エンジン、サーモスタット、ラジエーター、ウオーターポンプ(冷却水を循環させるポンプ)間は高温になるエンジンを丁度いい温度に保つよう冷却水がぐるぐると廻っています。
K様のお車はサーモスタットの故障によりバネが開いたままになり低音の冷却水が循環し続けるためエンジンが温まらず暖房も効かない状態でした。
車の暖房はエンジンの熱を再利用して風を暖めています。サーモスタットの故障でエンジンの冷却水温度が上がらない上に走行中は外気も入ってくるので、ますます温まりません。
(夏場は外気温が高いためサーモスタットの故障に気付きにくいことがあります)
サーモスタットの寿命は10年又は10万㌔と言われております。
女性のお客様から多い質問ですが「暖房つけても、なかなか暖かい風が出てこないので風量を上げると冷たい風が出できて寒いのよ~」と。
直ぐに暖かい風がでないのは故障ではありません。
車の暖房はエンジンの熱を再利用して風を暖めております。
エンジンは燃料を燃焼させていますから放っておくと非常に高温になります。
そのエンジンを適温に保つため、脇に冷却水を廻してエンジンを冷やしています。エンジンの熱により暖められた冷却水は通常は100℃前後になっており、そこに風を当てることで暖かい空気を作り出し車内に送っています。
エンジン始動後、直ぐに暖かい風が出てこないのは、まだエンジンが温まっていないからです。
暖房はエンジン熱の再利用ですから燃費にほとんど影響ありません。
少しでも早く室内を暖めたい場合はA/Cはオフにして内気循環にして設定温度を上げてみてください。
A/Cの役割は除湿と冷房ですので暖房機能はありません。
冬場にA/Cボタンを押すケースはフロントガラスの曇りが気になる場合やカビの繁殖を抑えるためになるかと思います。
ただしA/Cボタンを押すのはエンジンが暖まってからにしましょう。
またA/Cは車内の空気を冷やすためにコンプレッサーを動かしてエアコンガスを発生させますので燃料が必要になります。
当社のお客様は加美郡にお住いの方だけではなく大崎市鳴子町、大崎市岩出山、大崎市三本木、大崎市古川、栗原市、富谷市、仙台市、黒川郡からも来ていただいております。
お客様のご都合によっては引取納車サービスもさせていただいております。まずはご相談ください。
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